恋の歌なんて、そんなもの。

恋の歌なんて聴きたくないわ。あいしてるなんてうそっぱち。
愛を語るクリスマスソングなんて、今の私には拷問でしかないの。
もしかすると、拷問ですらない。虐待、虐殺。
不変のモノなんて何もないの。そんなもの、信じるもんか。


愛してると言ったくちはうそっぱち。
好きだよと抱きしめた体はうそっぱち。
ずっとそばにいると寄り添った心は消えて無くなった。
永遠を誓うなんて言われて私は騙された。奴は詐欺師で泥棒だ。
守る気なんて無かったのなら、いっそのこと、




お前なんて壊れてしまえ。
私を粉々に砕いたように。
お前なんて 立ち直れない程に 壊れてしまえ。




知らない気持ちと知ってる気持ちが入り交じるんだ。
こんなドロドロした私は、きっと死んでしまえばいいんだと思う。






愛なんて もー知るもんか。